アクシス 2021年5月7日「ココロの制度疲労」
各地で出されている緊急事態宣言の月末までの延長が検討されている連休明けですが、お元気でお過ごしでしょうか。今日は午後8時からモジュールゼロの定例ウェビナーが予定されています。オンラインではありますが、また皆さまに私の想いを聴いていただく機会があり、とても嬉しく思っております。今回のテーマは「自分の使命を見つける」です。ぜひのぞいてみてください。ウェビナーですのでどなたでも参加できますし、お名前もお顔も出ません。念のため接続情報を書いておきます。
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さて、私事で恐縮ですが、最近2回にわたって整形外科の手術を受けました。左手の手根管狭窄症と右手薬指の腱鞘炎です。手術そのものは15分ほどのごく単純なものですが、一つだけ面倒なのは、細菌感染を避けるために抜糸までの2週間は水にぬらすことを避けることです。おかげで最後の抜糸も無事迎えられそうです。指も伸びるようになり、痛みも嘘のようになくなりました。
年齢を重ねるとあちこち「ガタ」が出てきます。仕方のないことですね。人生100年の時代と言われますが、これからはこの「ガタ」とどう付き合うかが課題です。私自身もあと30年近く頑張らなければなりません。今、病院に行くと、整形外科は腱鞘炎、眼科は白内障、耳鼻咽喉科は睡眠時無呼吸症候群が「はやり」だとか(笑)。みんな典型的なカラダの「制度疲労」ですよね。対策はもちろん、生活習慣を見直すことです。生活習慣を変えれば、元に戻すことはできなくても進行を遅らせることは可能です。それに治療医学も急速に進歩していますから、かかりつけのお医者さんに早めに相談することもおすすめです。
この「カラダの制度疲労」に加えて気を付けたいのは、「ココロの制度疲労」です。思い当たることはないでしょうか。「何事もやる気が出ない」という症状です。もちろんカラダとココロは一体ですから、カラダの衰えがココロに影響を与えていることも確かです。でも、それ以上に気を付けたいのが、ココロがカラダに与える影響です。私も経験がありますが、何か大きな仕事を終えて「気が緩む」とよく病気になるのはそのためです。
できれば、志の高い人や美しい自然、優れた芸術に触れたいと思います。本物は私たちのココロの琴線を震わせ、前向きなエネルギーを与えてくれます。同時に、たまには「気の休まる」場所に自分を置きましょう。気心の知れた人々と将来を語り合うひとときは安らぎをもたらしてくれます。
この「モジュールゼロ」も、皆さまと一緒にそのような本物の世界を追求する場となればと願っています。